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<ルリのつれづれ記>
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〜 タイの3月 〜
ゴールデンシャワー
ゴールデンシャワー
 常夏のタイは日本のように四季の変化がなく、いつのまにか一年が過ぎてしまうようですが、一年を通してみるとその暑さが微妙に違っているのに気づかれることでしょう。タイの季節は、暑季(3月〜5月)、雨季(6月〜10月)、涼季(11月〜2月)にわけられます。
 3月は暑季の始まり。太陽はまさにじりじりと照りつけ「熱い」と表現したい暑さですが、湿度はそれほど高くないので蒸し暑くありません。「一番暑い時期は、一番花が美しく果実もおいしい」といわれています。この時期に花の恵みがより豊かなのは自然の配慮でしょうか。ところで、タイの国花は何かご存知ですか。それは見とれるほど美しいゴールデンシャワーです。本当にぴったりのネーミングですね。この花が咲き出すのは3月です。そして、日本の桜かと間違えてしまいそうな薄いピンクの花をつけるタオ桜(インタニン)も咲きます。また、ブーゲンビリアは一年中何回も咲きますが、3〜4月頃がとくに鮮やかです。
 一番暑い時期に学校の休みも重なり、日本へ一時帰国される方が多いでしょうが、こんなに花盛りの時期にいないなんてもったいないですね。果実も青マンゴが出始めます。青マンゴは甘さが少なく、酸っぱく固くてコリコリしていて青リンゴを思わせる味です。青マンゴは実はタイ人には黄色いマンゴより人気があるのです。
 さて、タイの3月は珍しく祝祭日のない月ですが、祝日でお休みでも「何の休みだっけ」と思われたことがおありでしょう。祝日ではありませんが、3月は「エメラルド仏の衣替え」の行事があります。仏様に衣替えをさせるという細やかな心配りに、タイ人の心の暖かさが感じられます。この衣替えは季節の変わり目に3回、国王自らの手でなされます。夏季は大きな宝石で飾られ涼し気な衣です。ワットプラケオに行かれる機会がおありでしたら、衣の方にもご注目下さい。
エメラルド仏
夏衣に替えられたエメラルド仏

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