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Vol.4
 

 前世からの因縁で、ヴィシュヌ神の化身であるラーマ王子と鬼のトッサカン王が戦い、ラーマ王子が勝つというお話です。
 昔々、人間の国アヨーダヤのラーマ王子は王位継承問題により、妻シーダーと弟ラック王子とともに14年間森で行者生活を送ることになりました。ところが鬼の国ランカのトッサカン王がシーダーの美しさを聞いてさらってしまいます。そこでシーダーを救い出す為にラーマとトッカサンの戦いが始まるのです。
 ラーマ軍は白猿ハヌマーンの助けやランカ国を追放されたトッサカンの弟ピペークの助言を聞き、トッサカンの弟、親戚、息子などを次々に打ち破りました。とうとう最後の戦いとなりますがトッサカンは矢が当たっても死にません。実はトッサカンの魂は箱に入れられて預けられているので肉体が滅んでも死ななかったのです。ハヌマーンの計略のおかげで魂の箱を手に入れることが出来、トッサカンは遂に死んでしまいます。
 シーダーは火渡りの儀式で貞節が証明されラーマの元に戻ります。幸せな日々が続きますが、ラーマの誤解がもとでシーダーはラーマに殺されることになりました。神様の計らいでシーダーは生き延びてラーマの子を生みます。ラーマは成長した我が子に偶然出会い親子と悟りシーダーも生きていることを知り喜びますがシーダーはラーマを許そうとしません。シヴァ神が仲たがいをやめるように2人を諭されましたので2人は再び結ばれました。アヨーダヤは末永く栄えたとのことです。

白猿ハヌマーン ラーマの忠実な家来である白猿の「ハヌマーン」

ドンムアン空港にある傷害保険のカウンターに飾ってあります。
ハヌマーンが身体を大きくしラーマを守っていることと、保険とをかけたのでしょうか?

※ランカは今のスリランカあたりと思え、またタイの地名アユタヤーはアヨーダヤがタイ語に転訛したものと考えられます。


主な登場人物

〈アヨーダヤ国〉人間の国
ラーマ王子・・・・物語の主人公。ヴィシュヌ神の化身。武勇、才知に優れている。
ラック王子・・・・ラーマの弟でラーマと常に行動を共にする。
プロト王子・・・・ラーマの弟だが母の陰謀で14年間ラーマの代わりに王位に就く。
トサロット王・・・ラーマ王子の父で3人の妃を持つ。
カイヤケシ妃・・・プロト王子の母。

〈ランカ国〉鬼の国
トッサカン王・・・ランカ国の王でラーマの敵(10の頭と20の腕を持つ)
モントー妃・・・・トッサカンの妃
シーダー・・・・・ヴィシュヌ神の妻ラクシュミーの化身。 ラ−マと結ばれる。
イントラチット・・トッカサンの息子。
ピペーク・・・・・トッカサンの弟で予言者。

〈キドキン国〉猿の国
ハヌマーン・・・・ラーマの忠実な家来。

系図
ラーマキエン物語・系図


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