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<ルリのつれづれ記>
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Vol.6
- ラーマの誕生 -

 昔々、アヨーダヤ国のトサロット王は在位9000年に及んでも世継ぎに恵まれませんでした。そこで宮廷に仕える行者による子宝が授かる「聖米の儀式」が行われ、3人の妃にそれぞれその聖米のお餅が与えられました。第一王妃(カオスリヤ妃)には緑色の顔をしたラーマ王子。第二王妃(カイヤケシ妃)にはプロト王子。第三王妃にはラック王子とサタルット王子が授かりました。ところが聖米の甘いかぐわしい匂いがランカ国まで届き、ランカ国のトッサカン王の妻モント妃が「そのお餅を食べてみたい」と欲しがりました。トッサカンはいとこをカラスに化けさせ聖米を盗みに行かせ、モント妃に与えました。

- シーダーの誕生 -

聖米のおかげでアヨーダヤ国では4人の王子が生まれましたが、一方ランカ国では女の子が生まれたのです。ところがトッサカンの弟である占星師ピペークが「この女の子はランカ国に災いをもたらす」と告げましたので、女の子は金の壷に入れられて川へ流されてしまいました。この赤ん坊は無事誰かに見つけられるまで神々によって守り続けられました。金の壷は川をどんぶらこ、どんぶらこ〜と流れていきました。(このあたり、「桃太郎」のお話を思い出されませんか)さて、丁度その頃ミティラ国のチャノック王が行者として修行をしておりました。川上から流れてくる金の壷を拾い開けてみると、壷から出て来たのは桃太郎ではなく可愛い女の子だったのです。チャノック王はまだ修行の途中でしたので、女の子をもう一度金の壷に入れバニヤンの木の下にうめ神々に保護を頼みました。この女の子がシーダーと名付けられるのです。
 ここまでのエピソードはワット・プラケオの回廊の柱の側面に描かれております。さていよいよこの次からが回廊に描かれた最初の壁画になります。

系図


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