タイの学校は5月から新学年が始まりますが、学年始めに「先生を敬う儀式」を行います。ところが大学の始業が6月になったことから「6月の第一木曜」になりました。生徒達はろうそく・線香・花を持って登校することになっていますが、「子供が針の様に鋭敏な頭脳を持つように」との願いを込めてこのケムの花が使われます。タイではいかに先生が尊敬の対象になっているかがこの行事からうかがえますね。ケムの花を見かけたら、お世話になった先生、思い出深い先生、好きだった先生の顔を思い浮かべてみられませんか。