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<ルリのつれづれ記>
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〜 タイの6月 〜
厳しい暑さの中の一雨は、一服の清涼剤を思わせますね。6月は雨季の始まり。日本も梅雨シーズン。ところが、同じ雨でも熱帯の雨は違います。13年前初めて雨季を体験した時には驚きました。もううるさい程の激しい雨音。決まって夜中に降る雨には寝つかれなくて閉口しました。降り出すと水はけが悪いのであっという間に道路は川の様になり、膝まで水がつかるのは日常茶飯事。マフラーまで水が入ってしまった車がよく何台も動かずに止まっていました。洪水では忘れられないエピソードがあります。乗っていた車の中まで水が入りとうとうシートまで水が上がってきたので正座をして座ったのですが、結局「窓」から出て車高の高いワゴン車の「窓」へと乗り移った事があったのです。最近はそこまでひどい洪水はありませんが、これは道路の整備が良くなったからだけではなく雨の降り方自体が変わってきたからだと思います。昔は南国特有の豪快なスコールの前には傘も役立たずという状態でスコールが終わるのを唯ボーッと待っていましたが、日本の梅雨を思わせる降り方の時さえあります。
さて6月は3月と同様祝日の無い月です。4・5月と日本のゴールデンウィークのように休みが続いたので少し寂しい気がしますね。6月〜7月はドークケム[針の花]、山牡丹[サンタンカ]と呼ばれる花がアパートや公園の生け垣に鮮やかに咲いています。一つの枝の先に30本位の針の様な黄色・赤・オレンジの花が固まって付き1本1本の先に4枚の花びらがあります。祝日ではないのですが6月にはこの花が使われる行事があります。

ワン・ワーイ・クルー [拝師の日] 6月7日

タイの学校は5月から新学年が始まりますが、学年始めに「先生を敬う儀式」を行います。ところが大学の始業が6月になったことから「6月の第一木曜」になりました。生徒達はろうそく・線香・花を持って登校することになっていますが、「子供が針の様に鋭敏な頭脳を持つように」との願いを込めてこのケムの花が使われます。タイではいかに先生が尊敬の対象になっているかがこの行事からうかがえますね。ケムの花を見かけたら、お世話になった先生、思い出深い先生、好きだった先生の顔を思い浮かべてみられませんか。


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