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<ルリのつれづれ記>
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Vol.2
 前号にひき続き国立博物館内のブッタイサワン礼拝堂の御案内を致しましょう。ここに描かれている「仏陀の生涯」の壁画はバンコクで最も優れたものです。タイの寺院の壁画は、文盲の人々に仏陀の物語を教える為に描かれました。有名な場面をとりあげてみましょう。

1、菩薩の両親の結婚
ヒマラヤ山脈の麓に住む釈迦族の中でゴータマ族の王スッドダナがマーヤーと結婚する。

2、菩薩の誕生
菩薩は数多くの前世に於て徳を積んで来られたので仏陀になる為の準備が出来最後の生まれ変わりとして誕生し悟りを開かれる。マーヤー妃は出産の為実家に戻る途中、ルンピニーで右脇からシッダタ王子を出産された。この時シッダッタは7歩歩み「自分は仏陀になる為に生まれた」と宣言する。

3、四門出遊
シッダッタは老人、病人、死人に出会う事により人生の苦悩を初めて知り衝撃を受ける。しかし、聖人を見て自分自身も人間の苦悩に打ち勝つ方法を知りたいと出家の決心をする。

・ 大いなる旅立ち
4人の守護神やブラフマー神、インドラ神に付き添われ馬に乗って出城した。

・ シッダッタの剃髪 29才
シッダッタ王子が出家の為、宮延生活を捨て剃髪し、6年間修行僧ゴータマとなる。

6、成道の地(ボートガヤー) 35才
菩提樹の下で瞑想中、ゴータマは悪魔マーラの軍勢に攻撃されるが、大地の女神トラニーがゴータマの徳の証人となり洪水をおこし軍勢は流れ去る。ゴータマは悟りを得、仏陀シャカムニとなる。

8、初転法輪(サールナート)
仏陀はサールナートの鹿野苑で修行時代の5人の仲間に最初の説法をした。

礼拝堂の仏伝の一場面
19、朷利天からの降下 (写真上・朷利天降下の仏陀、礼拝堂の仏伝の一場面)
仏陀の母マーヤー妃は仏陀の誕生後7日目で亡くなられ朷利天におられたので、仏陀はそこへ説法に訪れて、梯子を下りて地上の世界に帰っていかれます。

27、入滅の地(クシナガラ)80才
仏陀は自分の入滅の日が近付いた事を知り、2本のサーラー樹の間に北を枕にして横たわり涅槃に入った。

(※ 尚、数字は壁画の番号です)

シッダッタ王子家系図


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